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レース開始前まで:ロンド・ファン・フラーンデレンに行ってきました(チャリかついで(笑)) [レース観戦]

明けてレース当日。実は今回のRVVに来るにあたってコスプレをしてました。といってもちょっと昔のジャージなんですが、Quick Stepというベルギーチームのジャージです。それにこれもまたベルギー製LAZER社のフランドルカラーのヘルメット、これまたベルギー製(でもHand Made in Taiwan(笑))のRidley社のチャリといういでたちでベルギー一色に染まろうという魂胆です。
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自転車は前日に組み立てていました。ホテルにはRVVに行く方々が多数のようで、自転車はホテルのロビーに保管してもらってました。
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メイン会場のOudenaarde(アウデナールデ)まで約25~30Kmほど。前日ホテルの人から「アップダウンが多いから時間かかるかもよ。普段自転車のってんの?」と言われちょっとビビッており、7:00にホテル出発。←実際にはコレはホテル主人の勘違い。GentからOudenaardeまではほぼド平坦の道でした!!
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この日(3/31)からサマータイム導入らしいです。だのに寒い!!何が「サマータイム」じゃぁ!!
とツッコミを入れたくなるくらい寒いです。
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ルートはこんな感じ。
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N60という道をひたすら「Oudenaarde」という方向に行けば着く、という比較的難しくない道。寒いながらも快調に走ります。
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道は自転車専用レーンがあって、とても走りやすかったです。歩道に上がるところもありますが、ここも歩行者と自転車がキッチリ分けられてます。ちょっと走れば迷うことも無く自転車レーンを走り続けられます。やはりベルギー、自転車の国ですわ。
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中にはこんなママチャリライクな人もおりました。

朝飯も食わずに出てきたので、途中なんかあるか・・・・と思いましたが、ここはヨーロッパ。コンビニなんざあるわけも無く、ひたすらOudenaardeまで何も無しか・・・・とあきらめかけた所、N60の沿いにパン屋さん 発見!!!
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店名、その名も「PANDA」日本人からすると「まんまの名前(笑)」と思うのですが、ポルトガル、スペイン、フランスでも「パン」に近い発音らしいので、そんなに不思議ではないのかも知れません。ここでパンをGET!!
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これが何気に美味かった!!フランスもそうですが、ベルギーもパン美味し!!パン好きにとってはヨーロッパは天国のような所です!!

さらにこのパン屋さんから、たぶん「RVV行くんだろ?新聞もってけやぁ」的な言葉を掛けられ、ボーネン表紙の新聞GET!!
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途中、N60を走ったときにクラクション鳴らされて「何だよぉ・・・ちゃんと自転車道走ってるのになんか感じ悪いなぁ!!」と思っていたのですが、どうやらそうではなく「お、ベルギージャージじゃん、自走でRVVまで行くのか?頑張れ~!」的なクラクションだったようです。

こんなところからコスプレ効果満点だった訳ですが、会場入りするとこの辺が序の口だった事を思い知らされるのです。コスプレ、恐るべし!!

さて、なんやかんやでOudenaardeに到着!!目的はKoppenberg(コッペンベルグ)という場所ですが、ゴール地点の会場が近そうなのでちょっと寄り道。
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まだ殆ど誰もいません。ここで最前列を陣取ってればゴールシーンだけ特等席で見れるのですが、イヤイヤ目的はKoppenbergの登りで選手がうな垂れながら自転車を押す、というシーンを見るコトなのです。目的はハッキリしてるのです(笑)。

という事で、いざKoppenbergへ・・・とその前に、フランドル博物館の前ををちょっとだけ。
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お隣の教会と
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MOLTENIカラーのチームカー(?)です。うーん、さすがだ。

そして少し迷いながら(しかも登り返ししながら)iPhoneとGARMINを駆使しながら、なんとかKoppenberugの入り口(レースコースとしては出口)を発見!!
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結構な舗装の登りです。レースではここを選手が相当なスピードでかっ飛んでいくはずですが、決して路面が広い訳でも路面状況が良いわけでもありません。すげーです。

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ひいこら言いながら、とりあえずKoppenbergの頂上まで。(しつこいようですがレースとは逆方向)。ここから見ると、Koppenbergの先が見えません。そんくらい急坂なのです!!

とりあえず一回下ります。

途中、地元のチャリ愛好家と思しき方々が次々に登ってきます。Koppenbergチャレンジなんでしょうな。P1000150.jpg

下りきって、一応お約束のKoppenberg写真をパチリ。
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そんでその後、やっぱり来たからにゃやらねばならぬ「Koppenbergチャレンジ!!」しかし・・・石畳はこんな感じ。
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下った時に思いましたが、相当の振動です。ガタガタです。まぁ何はともあれチャレンジです!!

走り出しますが、すぐにインナーローです(笑)。路面は予想通りガタガタですが、途中まではなんとか登れます。
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しかし、重い体重と乗り込み不足が仇となり、痛恨の足つき!!ここは普段ちゃんと乗れてる人なら登れるとは思います。しかしながら、TV中継でよく言うように、ダンシングはしづらいです。またMTB未経験の人は少し手こずるかもしれません。何せ、トラクションが抜けます。ロード乗りはあまり重心位置を気にしないで走りますし、実際走れますが、Koppenbergに関しては、これには当てはまりません。

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これもまたTV中継でよく言われるように、クルマが停止状態から再発進できないという場面を何回か見ました。路面が石畳な上に濡れているとスリッピーでトラクションがまるでかからないのです。そう、MTBの雨が降った後のヌカヌカ路面での急坂の登りに似てます。(あそこまで酷くは無いですが、近いものはあります)

結局少し押しながらもまた乗って、なんとか上りきりました。途中でベルギー人観客から「ほら!もうすぐ頂上だぞ!!あそこだ!!頑張れ!!」と声援を受けてしまいました(笑)。これもコスプレ効果か!!
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上りきって降りようとすると、なんか集団が・・・・
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こちらを見つけると、やはり食いついてきました(笑)。
「どこから来たんだ?」
「ええ、まぁ、日本から」
「目的は?」
「コレ(RVV)を見るためだけだよ」
「マジか?このためだけに日本から来たのか?」
「お~い、日本から来てるやつがいるぞ~」
「じゃ、一緒に写真とって貰えよ」
と、なんか知らんですが盛り上がって、誰かと記念撮影をしてもらいました。
「いまの人、お前知ってるか?」
「いやぁ・・・・スンマセン、知りませんです」
「あの人はなぁ・・・1988年のRVVのチャンピオン、エディ・プランカールトだぞ。ヒーローだ」
・・・・・・・マジか!!
それでたぶんファンと一緒にコース解説をしてたんだなぁと納得。うーむ、ラッキーと言っていいのだろう。コスプレ効果絶大(笑)。

その後、ちょぃ早めの昼食。
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Koppenbergの麓の臨時のカフェにて。そして地図を眺めていると、Paterberg(パーテルベルグ)が意外に近い事を発見。コース的には、Koppenbergの後にPaterbergに移動しても間に合う時間のようなので、一旦偵察に。
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ここも選手が(逆向きですが)走るコース。TV画面ではほぼ平坦ですが、実際走るとPaterbergからKoppenbergまで地味に登ってます。シロート足だと十分足に来ます。無論、プロはヘともしませんが。

そしてこれもコースの逆向きですが、コースを登ります。
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これまた地味に足に来ます。でも石畳を登るよりはナンボかマシです。

という事でPaterberg
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Koppenbergの地味さとは対象的に、ここは開けてて観客も多い!!
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歩いて登ってくる人も多いので、乗車での下りはやめときました。しかし、歩いて降りてもそのすさまじさは十分感じられました。

Paterbergを降りきって、その後再びKoppenbergに戻り、場所取りを開始します。

長くなったので、レース本編は続きで!!
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