SSブログ

完徹の壮行会と神宮外苑学生クリテ観戦 [レース観戦]

土曜日は今年の春、上海に赴任になるTMRのヴァナックさんの壮行会でした。
IMG_4455.jpg
来週には「壮行走行会(笑)」も行われますが、まずは走行会です。表参道のイタリアンでの一次会。メンバーの約半数が集まりました!!アクティブメンバーのほとんど全員が集まったのではないかと思われるその集客力に、ヴァナックさんのお人柄が伺えます。本当に常に明るく、前向きに捕らえるその姿勢は感嘆いたします。自然と仲間も集まってくるのでしょう(って位でイイですか?ヴァナックさん(笑))。

プレゼントはみんなからタイヤ、イーチョさんからは写真集、そして圧巻は・・・
IMG_4469.jpg
ペコちゃん特製「辞令チョコ」。こりゃ一同ビックリだぁ・・・。そして一次会は終了し、二次会は「超」カラオケへ!!もう、ナニが何だか分からない状態のカラオケでした!!

その後三次会は漁師系居酒屋・・・・この時点で終電終了覚悟です!!またもや呑んで食って・・・シメは鶏ラーメン。IMG_4521.jpg
コレが以外とうまかった。そして三次会終了後に、もはや終電が無い面々は、始電までウダウダできる場所を探し、渋谷の町を徘徊。まるで学生のノリです。しかし、学生と違うトコロは・・・体力が・・・・

サウナに行こうという事でサウナを探しましたが、見つけたサウナは1月で閉店・・・・ナニ?!って事で、更に徘徊しますが、いい場所が無く、結局カラオケ2ndラウンドへ突入(笑)
IMG_4526.jpg
4:45までカラオケってました。翌日、神宮外苑の学生クリテを見たかったので、そのまま渋谷に居座る事も考えましたが、さすがに寒い!!5:05の渋谷駅始発の電車で一旦帰宅しました。
IMG_1253.jpg
しかし、この時間の電車に久々に乗りましたが、結構乗ってます。ま、殆ど学生と思しき若者たちばかりでオッサンはほぼ皆無ですが!!(笑)。

自宅で5:45に就寝。9:00頃起床。ほぼ3時間スイミンで、神宮外苑に向かいます・・・・自走で(笑)。
いや、イロイロ考えたんですが、やはりたかが15Kmの道のり。寝不足だとクルマの方が危ないかも。電車だと徒歩が多いし、現地の機動性が・・・・とまぁイロイロ考え、やはりココは自転車で!!

ってな事で、約6時間ぶりの渋谷(笑)
IMG_1255.jpg

そして神宮外苑(銀杏並木)
IMG_4557.jpg
・・・・もうナニが何だか分かりませんが、天気はイイです。最高です!

待ち合わせたワケじゃないんですが、ポツポツお友達に会います!!何人かは、ホントお久しぶりだったりして、元気な姿を見れて良かったです。やっぱリアルミートが無いとダメですね!!

・・・で肝心の学生クリテですが、以前見たのは2年前。その頃は今年に比べて学生の応援団もホントに小規模だったように思います。今年は、東大、早稲田、中央が応援団とチアリーディングを、小規模ながら出して、ブラスバンドも引き連れたり、フツウに見れば小規模ですが、2年前とは隔世の感がある盛り上がりっぷりです!!
IMG_4554.jpg

いろいろ場所を移しながら観戦しましたが、やはりメインの男子グループ1は銀杏並木で見たいものです!!
IMG_4571.jpg
ヘアピン、というか、Uターンで学生が突っ込んできます!!しかし、文字通り突っ込んで、落車が大変!!イチバンスピードの落ちるところなので大きなケガは無いようですが、周回の前半は2周回に一回落車があったように思います。
IMG_4586.jpg
・・・・たとえばこんな感じ。

しかし、ここに各大学のピットがあり、修理、機材交換などが受けられます。
IMG_4582.jpg
各大学のサポートスタッフはこんな感じで待ってます・・・出番が来ない事を祈りながら・・・。

やはり学生の大会ということで、先輩(かな?)の檄が飛んだりするあたり、まるでどこぞの体育会系・・・いや、自転車競技って、趣味でオヤジどもが乗ってる時はマッタク意識しませんが、「競技」「体育会系」ってのはアタリマエですね。正真正銘の「大学学生競技」でした!!いいなぁ、こういうのも!!

最終周回ちょっと手前で移動。高速コーナーを堪能。
IMG_4591.jpg
音がスゴイ!!神宮外苑というとフツーのヒトがいたりするので、初めて見たヒトはビックリするでしょうね、この音とスピードに。先日のシクロクロス東京でもそうでしたが、こういう都市型イベントをやると、一般の方の関心度がすごく高まると思います。その意味で、2007年から始まった、この神宮外苑の学生クリテは、非常に意味のある大会だと思います。

そしてゴール!!
IMG_4604.jpg
各大学の選手をねぎらうチームメイトやスタッフ・・・・いいものです。

睡眠時間3時間をおしてきた甲斐はある、いい大会でした。しかし、オヤジの体力はもう限界値突破です。帰りはR246をイーチョさんと二人で飛ばして帰ってきましたが、ニコタマで別れた途端、緊張の糸が切れて、超眠くなり、家について早々にダウンしてしまったのは言うまでもありません。

今週も非常に疲れた週末でしたが、充実だけはしてました!!

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ジャパンカップ2011二日目 ロードレース編 [レース観戦]

ジャパンカップの初観戦は、写真に残っているのを見ると2005年のようです。一度、富士 チャレの日程と重なって行けなかった年があったので、回数で言えば6回目になります。ジャパンカップ自体は今年で20周年との事。昔話になりますが、始めて来た頃は観客も今のたぶん半分くらい。フードコートもメインの駐車場の脇ぐらいしかなくて、昼食確保に難儀したのを思い出されます。ピットも当時はおおらかで、ズケズケとピット内まで入って行けましたが、ここ数年はかなりパスコントロールも厳しくなり、そういうことはもう出来なくなってしまいました。
TS320023.JPG
でも、やはり盛り上がりにかけては観客が多いほうがイイに決まってます。日本中のサイクルロードレースファンが集まってきてるんじゃないかというくらいに人が多かったです。一昨年、観客が5万人、昨年は7万人との事。今年はどのくらいだったのか・・・・F1の佐藤琢磨選手が大活躍していた時の鈴鹿に行ったことがありますが、あの時で観客動員数が15万~20万人と言われていました。高い入場料を取るF1と、基本的にタダの自転車ロードレースを同列には論じられませんが、あの時の鈴鹿の1/2~1/3ってのはスゴイ事だと思います。

一方で観客に隔離された場所で行われるF1と、手を伸ばせば選手に触れる事もできる自転車ロードレースでは、観戦の為の心構えが違います。ジャパンカップのような周回コースでは、何度も選手が目の前を走るので、見ていて飽きない反面、観客がコース内を移動する際に、選手や関係車両に気を使わないと事故の元であるとも言えます。コーススタッフの方の苦労がしのばれますが、観客も、移動の際に道いっぱいに広がらない、常に後ろに気を配る、選手が通っても「救急車(これが通常は一番最後の車両)」が通過するまでは動かない、などの気くばりが求められます・・・・が、コレも徐々に浸透してくるのでしょうね。今回のジャパンカップでも、最初の方の周回では、結構危ないなぁと思う観客の移動もありましたが、後半になるにつれ、観客も慣れて来ていたようです。来年、再来年と、こうやって観戦経験をした人が増えてくると、自然と移動の際にも道いっぱいに広がる・・・という事が無くなってくるのでしょう。

・・・とまぁ、そんな話はおいといて、当日です。本命は当然、クネゴ擁するランプレとバッソ擁するリクイガス、そして、今回は強力布陣のジャパンナショナルチーム。2008年の時のクネゴ、バッソ、ボクレール、ヴィスコンティの時は、最終周回の攻防がかなりの見ものでした。ボクレール以外の3名が古賀志林道に入っての駆け引き、攻防を目の当たりにして感動しました。あの年はバッソのドーピングによる出場停止明けの初レース。でも結局勝ったのは、クネゴでした。今年はクネゴ、バッソの因縁の対決に、新城、土井、宮澤の3人の日本のトップレーサーがどう絡むのか・・・・という展開を期待していました。

まずは日本人が逃げ、集団がマッタリ追い詰め・・・・という展開は毎年の通り。ここまでは自分的には緊張感もなく、やはりマッタリと過ごしています。
DSC09035.jpg

スタートを古賀志の入り口で見て、赤川ダム近辺まで移動、鶴CCの下りで選手のスピードに驚愕しながら、鶴CCの上りまで移動・・・・すると。
DSC09047.jpg
ハーモニカの人がやってきました 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
・・・・・ハーモニカの人、スゴイですね。鶴CCの上りを登りながらハーモニカを吹く。一見なんて事なさげですが、あの上りはかなりキツイ。そこでハーモニカを吹けるって事は、息が乱れていない・・・乱れてないんですよ!!スゴイよ、ハーモニカの人!!(元選手である事は皆さんご承知とは思いますが!!)

そして、ジャパンカップと言えば、もうそりゃお祭り騒ぎです。再び古賀志林道に戻り、今度は山頂を目指すと・・・
DSC09076.jpg
こんな人や
DSC09077.jpg
こんな犬なんかもいます(笑)。いいんです。楽しけりゃ!!

さて、周回も残り少なくなり、残念ながら予定調和的に逃げは捕まります。いよいよ本命の選手たちの動きが始まります。山頂でその選手たちの動きを見ていたその時・・・
DSC09105_2.jpg
山頂を少し過ぎたあたりで、ブリッツエンの辻選手が落車しました。フロントからいっちゃった感じ・・・ではないでしょうか?よく見ていなかったのですが、プロ選手の落車を間近で見たのは初めてです。山頂なので、さほどスピードは出ていませんでしたが、チェーンがギアに完全にかかってない状態で再発進。デジカメのタイムスタンプを見ると、約30秒で復帰したようです。わずか30秒・・・・でも、この局面の30秒は選手にとってはかなりの痛手でしょう・・・。

最終周回。今年は古賀志林道の山頂でこの周回を見ることにしました。バッソ、クネゴ、ヴィスコンティの三つ巴の戦いも古賀志林道の途中で見て、その攻防を垣間見た事から考え、ゴールより、最後の攻防が見たい!!と思って居残っていました。すると・・・・
DSC09064.jpg
古賀志林道のふもとから、今まで聞いたことの無いような歓声が、まるで波打つように登ってきているのが聞こえてきます。まさに先頭集団を追いかけるように、ウエーブのように登ってくるのです!!この時点で、先頭に誰か日本人選手が絡んでいる事が分かりました・・・・誰かがかけている中継のラジオが「アラシロ」の名前を告げています!!そして、一緒に登ってきているのが、2008年、今は亡きサウニエルデュバルでジャパンカップを制したランプレのマニュエーレ モーリ!!クネゴじゃない!!

今か今かと二人を待ち続けて・・・・
DSC09124.jpg
来ました・・・・歓声のウェーブは、山頂まで続いて来たのです!!山頂では歓声は更に大きくなり、もう何がなんだか分からないくらいにみんな大声を出し、声援を送っています!!

今までのジャパンカップで、一番感動した光景でした。ジャパンカップは1997年当時、マペイに所属していた阿部選手が唯一の日本人ウィナーです。僕がジャパンカップを見に来て、最終周回のこの局面、古賀志林道を日本人選手が逃げに乗って先頭集団で通過したのは、記憶にありません。もう今年のジャパンカップはそれが見れただけで大満足でした!!


・・・・・結果は既にご存知の通り、最後の最後で逃げの二人が牽制に入り、その隙に集団が追いついて、結局はまたもやGenesysの選手が勝った・・・・というものでした。日本人選手は表彰台のうち、2位と3位をその手にした、ある意味歴史的な結果となったのですが、実際の所、僕にとってはあの歓声が登ってきた事が今年のジャパンカップの全てだったと思います。結果が出せなきゃ意味は無い・・・・とはいうものの、でも結果が全てでも無いんじゃないかと思わせるものでした。

その意味では、やはり今年も生で見れてヨカッタ!!と思わざるを得ないのです!!

オマケ
DSC09116.jpg
意外によく撮れていたモーリの写真。曇り空で光量が乏しく、更には腕も機材も無いので、その他はボケボケ写真ばかり大量生産してしまいました・・・・orz。腕はいかんともしがたいのですが、コンデジじゃないちゃんとしたカメラが欲しいなぁ・・・と思いつつも、先立つものが無さすぎます!!(泣)
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ジャパンカップ2011初日 餃子~クリテ編 [レース観戦]

今年もジャパンカップ・サイクルロードレースの観戦に、宇都宮まで行ってきました。今年は初の金曜移動!!友人がホテルを早割りで取ってくれたので、駅前の東横インなのに、2泊で7,100円という超格安!!感謝です!!到着と同時に、宇都宮に来たなら必ず行かねばならない「イキイキ餃子」へ。
いつもの餃子と、マイミクさんオススメの支那そばをいただきます。
IMG_0998_1.jpg
餃子は無論うまかったのですが、支那そばも、美味しかったです。醤油味のスープは懐かしい、それでいてしっかりとしたもので、チャーシューは絶品でした。そしてホテルに帰る前に
IMG_0999_2.jpg
これとこれを購入。なかなかに商魂逞しい栃木県民です(笑)。どらやきは、本当にレモンの味がして、しかもしっかりウマかったです!!

そして翌日。天候は思わしくなく、結局土曜日午前中はのんべんだらりと過ごして、まずはイベント会場へ。ブースもイロイロ出てましたが、今回の大会にも出場の日本人選手の実車を眺めます。
DSC08851.jpg
まずは新城選手のもの。ColnagoのC59アラシロスペシャルペイントです。選手は全てSuper Record・・・・じゃないんですね。Super Recordは、エルゴパワーのみ。あとのほとんどはRecordで、FDに至ってはCHORUS。FDのCHORUS使いは他の選手にも見られるので、結構なスタンダードかもしれません。専用ペイントのフレームを与えられているにも関わらずこのパーツ構成。Super Recordが全てではない、という事を思い知らされます。

そして、宮沢選手の実車。こちらもC59。
DSC08863.jpg
こちらに至っては、エルゴもSuperじゃないRecord。FDのみならず、チェーンもCHORUSです(カンパのチェーンは、Recordには「R11」CHORUSには「C11」の刻印があり、簡単に判別できますRecordは、チェーンに肉抜きがありますが、CHORUSにはありません。)選手は軽量化よりも信頼性・・・とはよく言いますが、大変参考になります・・・・機材だけは(笑)。

さて、ひとしきりイベントスペースを覗くと、その後はお昼。餃子三昧の第二幕です。
DSC08886_1.jpg
場所は二荒山神社の近くのメガ・ドンキホーテの地下。「来らっせ(きらっせ)」です。
ここは、宇都宮の有名店のフードコート。みんみんやジャパンカップのフードコートにも出ていた幸楽などのお店の餃子が一箇所で食べれます。ここで各店舗1皿6個入りの餃子を各店舗2皿づつ仕入れます。全部で5店舗あるので、10皿。計60個を二人で平らげました(笑)。みんみんは実は初めて。なるほど、スタンダードな、それでいて美味しい餃子でした。めんめんは、名前からみんみんのパチもんか?(失礼!!)と思っていましたが、実は個人的に大ヒット!!友人曰く「蒲田系餃子な感じ」と言われましたが、自分的にはアリです。ただ、この5店舗の中で一店舗だけ、過去に「これはちょっと・・・」と思う店が入っていました(一緒の友人も同意見)。期待感なくそのお店のものを、再チャレンジしましたが・・・・ヤッパリダメでした・・・・競合5店舗の中に、その店がなぜ入っているのか、不思議でなりません・・・・。

満たされすぎたお腹をさすりながら、いざ、クリテリウムの会場へ。
DSC08903.jpg
陣取った場所はメインステージのまん前。サッシャさんと栗村さんが丸見えの正面でした(笑)。昨年、から始まったクリテリウム。昨年は見なかったので、ジャパンカップ・クリテリウムは初体験です。小雨も降ってましたが、カッパがあるので大丈夫!!待つこと一時間。いよいよ選手が入ってきます。
DSC08929.jpg
クリテリウム自体は、神宮外苑の大学クリテリウム以来(というかそれが唯一)の観戦です。クリテリウムは、顔見世興行的な所があると聞きます。クリテリウムという言葉自体知ったのは、ヨハン・ムセウ(フランドルのライオンと言われた元マペイ、クイックステップの偉大な選手)の引退試合で、地元のクリテリウムを走った・・・・というのが初めてでした。プロ選手のクリテリウムってどんなモンなんだろう・・・と想像していましたが、なるほど、という内容でした。

やはり、宇都宮森林公園のような、市内から離れた場所での大会ではなく、町の大通りを封鎖して行うクリテリウムは、自転車をマッタク知らない人々にとっても、関心が集まります。市内をスルーして、森林公園に集まるわけでもないので、地元にも多少なりともお金が落ちます。そして、集まる観客の数に驚くわけです。さらに、それなら来年はもっと上手くやろう・・・として、地元を巻き込むワケです。これはナルホドと思わせました。そして、これがクリテリウムなのだと・・・レースだけじゃないんですね、これは。思うに、宇都宮が地元のブリッツエンも、地元の人々に「愛される」まではいかなくとも、そうなるような努力が垣間見えました。それはオリオン通りにある、ブリッツエン・ミュージアムのこの写真を見て、そう思えたのです。
DSC08892.jpg
ほかの日本のプロチームがどんな活動をしているのかは分かりませんが、ブリッツエンが地元を味方にしようとしている、文化として根付かせようとしているのはよく分かります。クリテリウムは、その一環なのだと思った次第です。

華やかなパレードで、新城選手にハイタッチをしていただいた(ラッキー(笑))事なんかもありつつ、緊張のスタートです。
DSC08964.jpg
号砲とともに一斉にスタート。レースは、TVで見たほうが展開が分かりやすいのですが、幸いにも陣取った場所は解説者の方々のまん前。しかも振り返ればオーロラビジョン。だいたいの展開は掴めました。しかし、なかなか単調なコースゆえか、逃げは決まらず、逃げては吸収、逃げては吸収の繰り返しだったように思います。
DSC08969.jpg
最終的に、オレンジ色のGenesysの選手が勝ったようです。途中、片山右京選手が千切れましたが、それでもプロのあの走りに何週もついていっただけでもスゴイです。また、プロチームの選手は勝負に絡まず、翌日のロードレースに備えているのだと思いました・・・・この時点では!!

あっという間の20周でしたが、久々のプロの選手の迫力に圧倒されて終わってしまいました。その後、三度の餃子戦争に突入したのでした(笑)

つづくのです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ここまでのツール・ド・フランス2011 [レース観戦]

ツールが開幕して本日初めての休息日を迎えます。ここまでのツールでは、大本命のコン太が4分後れ、ウィギンス、ヴィノが落車・骨折リタイアと、かなりの波乱含みの展開。昨日は、フレチャとフーガーランドが何とメディアカーにはじかれ(牽かれ?)ての落車。落車が多い印象のツールです。フーガーランドの落車後の写真を見ると、痛々しさが伝わってきます。ゼロというのはムリでも、できれば落車の映像は見たくないものです。

僕がツールを見始めたのが2003年から(しかもリアルタイムではなく、友人から全ステージのVIDEOを借りての視聴)なので、100回を越すツールのほんの一端しか知りませんが、今年のツールは、この2003年のツールを思い出させます。
(なんと、トレックのサイトに2003年のレポートが残ってました。興味のある方は、コチラへ http://www.trekbikes.co.jp/race_news/tdf03/index.html )

2003年はランス・アームストロングがかなり追い詰められた大会でもありました。永遠のライバルのウルリッヒが最後の雨のTTで落車して、辛くもランスが優勝したあの年です。この年も落車が非常に多かった年です。

まず、第1ステージ。スプリント前の集団落車。
VTS_01_1.VOB_001403321.jpg
VTS_01_1.VOB_001437004.jpg
何でもない、とまでは言いませんが、それなりに広いコースでケルメの選手が約60Km/hの速度で落車。それからは雪崩式に集団後方が巻き込まれました。おそらく数十名が落車。ここで先日、ランスのドーピング告発(というか、自身も、この数年後ドーピングで捕まる)で久しぶりに名前を聞いた、タイラー・ハミルトンが鎖骨骨折。その後、この骨折をおして、大逃げをかまし、16ステージでこのハミルトンが優勝した、というドラマもありましたが・・・・。

そして第2ステージ。
逃げていたフレデリック・フィノとリリアン・ジェグー。何とカメラバイクがジェグーをヒットして落車!!
VTS_01_1.VOB_001701920.jpg
オフィシャルも完全にカンカン。今年のように痛々しい落車ではありませんでしたし、二人はその後も逃げ続けましたが、関係車両が選手を落車させた、というシーンは衝撃的でした。

そして有名な15ステージ。
VTS_01_3.VOB_000648444.jpg
ランスが観客の応援グッズ(袋?)にハンドルを引っ掛けて落車。場所は山岳だったので、そこまでひどい落車ではありませんでしたが、一歩間違えれば・・・・と思わせます。(ここで、ウルリッヒやマヨがランスを待った事と、昨年のチェーン落ちのアンディ・シュレックを「待たなかった(?)」アルベルト・コンタドールが良く比較されますが・・・・まぁ、状況が違うのでね・・・)

2003年もこのようにかなり波乱万丈でした。始めて見たツールがこんな感じで、その後もツールを見る度に、ゴールスプリントでは、他のグランツールであまり見られない大落車の連続を見て、更に、何でも無い所での集団落車を多く見るにつけ、やはりツール・ド・フランスは特別なんだという思いが強くなりました。

何年か前に、今中さんが「やはりツールは特別。周囲の空気が他のレースとは全く違う。ピリピリした雰囲気が凄まじい」といったような事を言ってました。今年はコースが狭いという話しも聞きますが、あのクラスの選手であれば、本来は何でもないような気もします。ただ、やはり「ツール」という舞台が、選手たちをピリピリさせ、また、今年は有力選手がこれらの落車に巻き込まれてしまっている(集団前方で落車が起きている)という事も、「ありえないツール」という印象を観客に与えているような気もします。

落車に巻き込まれない事は「強さ」なのか?

前方での落車が今までのツールの歴史で無かったという事は無いでしょう。後方での落車はいわんやです。ランス・アームストロングという選手は、個人的には好きではありませんが、このランスが7連覇した時に、大きな落車に遭遇した、という記憶があまりありません。(それゆえ、2003年の落車がクローズアップされたりするのですが)。落車を避けるテクニックや、状況判断もかなり必要なんでしょう。

それでも「ツールに勝つ」という事は、運も味方につけないといけないのかもしれません。落車に巻き込まれない為の状況判断とアシスト、そして運。そして無論本人の実力。当たり前の事ですが、これらが揃って初めてツールに勝つことができるのでしょう。果たして今年、これらを「持っている」選手は誰なのか・・・・まだまだツールは始まったばかりです!!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

Road to Rubaixでパリ~ルーベを予習!! [レース観戦]

DSC04521.jpg
今更ですが、2008年(?)に発売されたRoad to Roubaixを初見しました。発売と同時に買ったはずですが、なぜか今まで見てなかったというお粗末さ(笑)。2007年のパリ~ルーベの前後のドキュメンタリー映画(?)です。前半、延々と如何にパリ~ルーベが凄い(ヒドイ?)レースか?というインタビューが続きます。中盤に2007年のレースのダイジェストがあり、最後にレース後の選手の表情を追っかけるという、まぁ大雑把に言ってしまえばそういう内容でした。

前半のインタビューはちょっと長すぎる印象でした。だいたいみんな同じ事言ってます。しかし、この手のDVDでは選手の生顔、生声なんかが聞けるので、これはこれで貴重です。(レースの放送じゃ、近年は選手の生顔は見れないもんですから・・・)

中盤のレースダイジェストは、実際に生放送で見てたので、当時を思い出します。そうそう、オグレディがオーストラリア選手として初めてパリ~ルーベを制したんでしたね。カメラワークとしては、ドキュメンタリーゆえか、固定カメラでの映像も多くて、ちょっと新鮮でした。通常、レース中継はバイクカメラやヘリからの空撮などが多くて、固定カメラを使うのは、ジャパンカップや世界選などの周回レースなどで多いのですが、パリ~ルーベのようなコースではあまりお目にかかりません。まるでその場で観戦しているかのような空気感が心地よい映像でした。

終盤のシャワールームは・・・・これは知らなかった。写真では見た事がありましたが、あれがベロドロームの近く(内?)にあるんですね・・・・。しかし、無傷の選手が殆どおらず(そういう選手を中心に撮ってたのかもしれませんが)、何がしかの生傷があるという選手ばかりというのが、このパリ~ルーベというレースの過酷さを物語っているようです。

ただ、残念だったのは、過去のドロドロパリ~ルーベの映像が殆ど無かった事。ムセウの優勝したドロドロパリ~ルーベは、動画で見た事がないので、その手の昔の映像がどこかで出てくるのかな?と思っていたのは期待はずれでした。

何にせよ、今週末はパリ~ルーベです。カンチェッラーラの優位はゆるぎないものなのか?ボーネンの復活はあるのか?まぁその辺を中心に楽しみにしています!!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。